スーパーの裏側3
友達の彼女「今聞こえなかったの?」
自分たちには聞こえませんでした。
友達「どうせ頭に血が上ったんやろ。ほっときゃ治るよ」
彼女「なによ。そんな言いかたしなくても!」
また始まった。
「もう喧嘩はやめてくれって。」
嫌な空気の中沈黙が続きました。
友達も頑固で一度けんかになると折れようとしないんです。
すると。
友達の彼女が「フフっ」
笑ったように聞こえたのです。
この場で笑うのはまずいだろ。そう思いました。
友達「何笑ってんねん。ふざけてんのか!」
自分「まぁまぁ。」
友達彼女「私笑ってないよ。だからさっきからいってるやん。聞こえないのって」
あたりは真っ暗な公園。
時間は夜遅く自分たち以外この公園にはいないはずです。
「気味が悪いよ。」
「帰ろう。」
次の瞬間です。
つづく