安い家の場合
安い家の場合何が違うのか?
まずは建物の骨組みから違います。極力骨組みを細くする。そして柱や梁の本数も減らしてコストを落とします。木材は立米で値段が決まりますから
値段は格段に安くなります。家の強さのためじゃなくてコストダウンのために考えるんですね。
工事業者さんにもコストカットをしていますから、当然手を抜きます。「次もお任せするから安くしてよ?」
みたいにですね。結局工事業者さんもローコスト重視の考えの人が多くなります。でないと食べていけないですからね?
もちろん家の断熱材もコストダウンするために出来るだけ薄くしています。住みだしてからクーラーや暖房の利きが悪いので、光熱費が恐ろしくなるパターンですね。w
内装材ももちろんビニールクロスやカラーフロアーです。化学物質が入っていようが関係なしですね?
施工がしやすく工事単価をおさえることができるからですね。
そういう会社がよくやるのが、「ビニールクロスもカラーフロアーもこのカタログから選んでおいてください。沢山ありますから選びたいものを選んでくださいね?」そうなるとお客さんは「こんな沢山の中から選べるんだ!」と錯覚します。
でも出来ている材料はすべて同じ材料からできていますので、柄が変わったというだけで中身は同じ化学物質が入っていますからね。w 内装材の良し悪しではなく、こうやって契約を取ろうとします。
つまり安い家を作る会社はどこまでコストダウン出来て利益率がとれるか??どんだけ数をこなせるか?が目標で家を建てているんですね。
だからお客さんがどんな人でもお構いなしに契約する。
そのお客さんが幸せにならなくてもですね?
「安い家の場合の違い」は沢山ありますが、少なくてもお客さんのためを思って建てられる家ではないという事は間違いないでしょうね!