建て替えかリフォームか?
家の老朽化
「家」にも寿命があります。当然ですが最初は新品でも年数が過ぎていくと家にも衰えが来ます。
壁にひびが入ってきた。 床が沈んできている。 などなど、いろいろと問題が起きてきてしまいます。
私が住んでいる堺市でも、最近、築年数が30年から40年ほどの住宅が増えてきています。
当然ながらメンテナンスが必要になってきます。
ですがメンテナンスするには多額の費用がかかりますよね?
では一体どうするのが一番ベストなのか?
どうするのがベストなのか?
どうすれば一番ベストなのか?
実際に弊社のお客様の一例を書きます。
台風災害で壁屋根が破損したとご連絡があり、当初はリフォームを希望されていたお客様です。
最初にお伺いしたときに思ったのが、家が斜めに沈んでいる!?
私「家斜めに傾いていますよね?」お客様「そうです。最初購入した時から少し傾いていて最近一気にひどくなりました」
すごく危険な状態でした。
何でもお客様の要望通りにします!という会社は気をつけてください!
お客様によると、「以前にリフォーム会社でお見積りを取りましたが、外壁など屋根の修繕で500万といわれました。」
私「えっ( ゚Д゚) 外壁だけ?」
皆さん分かりますでしょうか?
肝心な家が傾いているにもかかわらずそのリフォーム会社は、その原因がどこなのか?そのことを調べずに外見だけの、外壁をリフォームしようとしていたのです。
要は、直さなくちゃいけない一番「肝」となる部分を無視していたのです。
家にとっての心臓
家が傾く、原因はいろいろと考えられますが、今回の物件の場合は間違いなく「地盤」からきている。
と言えるでしょう!
地盤が沈んでいるんです。地盤は家の心臓といってもいいぐらい大事なのです。
この場合であれば、地盤、家の基礎が沈んでしまっているのが一番の原因であって、外壁をリフォームすることによって改善するわけがないのです。
地盤改良が必要ということになります。
ということは建て替えるということになり。 リフォームという選択肢はなくなるということです。
建て替えるという「選択肢」になるのです。
最初にお客様がリフォームと言われたからリフォームする。
のではなく重要な選択肢を絞っていかないと、目的としている事が、全く違う方向に向いて行ってしまうのです。
それだと全く意味がないですよね? このように重要なことを選択するときは何がどうなってるからこうする。
という「選択肢」が重要になってきます。