家を見に行くときは体感や感覚に切り替える事が大事!
家を選ぶ上で大切なのは「見た目や数字だけではなく、体感・感覚モードに切り替えること」
家を検討するときは昨日の内容でも少し書きましたが数字や見た目だけでは根本的な部分まで分かりません。
つまり、表面上は良くても中身が伴っていない事もあるという事です。
ですので目的をもっているのであれば目的に合った家なのかどうかを見極める必要があるんです。
その方法が、「モードを切り替える」という事です。
家の見学に行って、見た目や性能の数字ばかり見ているようではすぐに騙されてしまいます。
昨日も書かせていただいた通り、数字は動き回るからですね。
もちろん人は褒められたりおだてられたりすると気持ちが良く感じてしまう生き物ですから、営業マンとお話ししているのが心地よく感じてしまうのは分かります。
その心地よさになれてしまうと感覚がにぶってしまい、自らの感覚が活かせないことになってしまう。
そうなると話に流されやすくなり、「家の住み心地はさておきモード」になってしまいかねません。
なので、家に行った時は見た目や数字も大事かもですが「体感・感覚モード」に切り替える事が大事だと思っています。
「自分たちの家を選ぶ上で、周囲に流されずに自らの感覚や体感を大切にすること」
話を聞くのであれば実際に施主様に、使い心地や実際に体感したことを聞く。
そして自らの感覚や体で直に体感することが大事です。
日本人はまわりに流されやすい傾向があるそうです。
すでにあるグループや組織・会社・の中で最適を追求して、その限られた箱の中で仕事をこなすことにより成功し安定もする事が美学。という考え方が昔からされてきたからです。
そのやり方で日本は成功してきたのも事実ですし、それが悪いとは思いません。
ただ、その考え方で能力が向上するのは、人に合わせる事や上司の機嫌を取る事などです。それはそれで必要な事ですけど、少しイレギュラーな事や自ら判断する力が鈍ってしまいます。
家って自分たち家族が住まう場所で、そこに安全に住めて快適に幸せに住まうというのが求めるものではないでしょうか?自分はそう思っています。
人と一緒だから住み心地が良くなるわけでもないし、長持ちするわけでもありません。
その感覚を信じて家は体感しに行くべきです。
感覚を研ぎ澄ますには、自分の中でモードを切り替える事が必要です。
家を見学に行くときは話に流されずに「体感モード」に切り替えましょう。