「土地の相続問題。家を建てる前に知っておくべきデメリット」
土地の相続問題
親族から将来的に土地を相続するという方も多いでしょう。
その相続した土地で家の計画をしようという方は多いでしょう。
ただ、必ずしも相続地で計画するというよりは別の計画地を購入することも視野にいれて考えるべきでしょう。
なぜかと言えばその時期(相続できる時期)がいつか明確ではないからです。
相続できる時期が先になればその分デメリットも多々出て来ることになります。。
それは、次のような事です。
◇住宅価格の上昇
◇住宅ローンの金利の上昇
◇かかり続ける家賃
◇光熱費
でしょう。
住宅価格の上昇
まずは住宅価格の上昇でしょう。
昨今の物価上昇で住宅価格高騰が続くとみられています。
仮に相続できる時期が5年先とした場合、毎年200万円上がると「※仮定した場合」、5年後には1000万円も差額が出ます。物価の高騰は必ず起きると言われていますから、相当上がる事も予想されます。
金利の上昇
既に上がっていますが今後も上がると言われている金利。
今が過去にみないぐらいに安かった住宅ローン金利ですが今後は上がり続けるでしょう。
そうなった場合、総支払額は大きく変わります。仮に想定してみると。
今の金利が1.8%だとします。
5年後の金利が4%に上がったと想定して総支払額を比較してみると、
借入4500万円 金利1.8%・35年・=総支払額¥60.686.220
借入4500万円 金利4% ・35年・=総支払額¥83.684.160
差額は¥22.997.970です。
2千万円以上も多く金利を払う事になります。
かかり続ける家賃
また、5年後に相続できたとしてもその間の家賃などはかかる事になります。
仮に9万円の家賃の場合、5年で総額540万円。車一台買える金額を支払い続ける事になります。
光熱費
今住んでいる家が高性能であれば良いですがそうでない場合、光熱費も損をしてしまいます。
既にもみの木ハウスに住まわれている方のデータによると、一月に6000円もの差が出ていると教えていただきました。
という事は、5年後で36万円です。
相続した時にお金に変えても土地の値段は物価の影響を受けにくい
先延ばしにすることで様々なお金のデメリットがある事をお分かりいただけたかと思います。
相続する時期を待つのは良いですがその時期を迎えた時にはさらに壁は高くなると思ったほうが良いでしょう。
そのリスクを回避するには先に別の土地を購入することです。
相続した時に土地は売れます。土地の値段は物価と共に上昇しますから、相続のタイミングで資産として残すのも良いし、売りに出しても十分です。
待っていても何も進みません。
その時期になってからでは遅いのです。
早く行動することで先を見ても残る資産は増えるでしょう。
出来るだけ長く幸せに暮らすためにもタイミングは早い方が残りの人生幸せになります。