ドイツ研修に行きました!2日目①製材所見学
二日目の朝。
ドイツの朝は寒い!
朝散歩に出かけます。
人が少ないので写真は撮りやすいです!
1時間ほど歩いて朝食です。
ハムにチーズにパン。
今日もお腹いっぱいです!
ノルドラッハに移動します。
ドイツの製材所エヒテレさんを見学です。
ここではもみの木が8割スプルースが2割製材されています。
もみの木はスプルースに比べ他の製材所さんは扱いたがらないそう。
もみの木はスプルースより水分量が多いため乾燥に時間がかかり、
沢山必要な住宅の構造材などに使いにくい。そのため、他の方は使いたがらないそうです。
そして、ハイグレードなもみの木の丸太は高価で、乾燥させるまでの時間も自然乾燥だと1年はかかるとのことです。
そんな中、もみの木を8割製材されています。
続いて新しい機械なども見せていただけました。この機械で1日あたり、150から160程の丸太を加工するそうです。
両刃になっており、行って帰ってくるときに切断が可能。
普通だと片刃なので行きだけ切断し、また戻ってきて切断する必要だったとの事。
こうすることで精算コストも抑えられるとの説明がありました。
また、昨今の電気代値上がりです。ドイツでは天然ガスの価格高騰によって、2022年に入って電気代が600%以上も値上げされているとの事。
このような工夫でコストを見直し企業努力を惜しまないのはすごいと思います。
工場内は温水暖房で温かくなっています。
製材で出たオガクズを再利用し発電。
燃焼させた熱を利用し温水暖房にも利用しています。
この温水が工場全体を温めていますのでぽかぽかです。
湿度管理も徹底されております。
湿度にばらつきがあると木のひび割れなどの原因になったりもするので重要なんですね!
工場内で発電された電機は一日5メガそのうち4メガは町の電力になり、1メガが自社の電力になるそう。
工場見学の後はミーティングルームにてお話を聞けることに。
会社の歴史やもみの木をなぜこの地域で扱っているか?
などなど沢山ためになるお話が聞けました。
お忙しい中ありがとうございました。
つづく