無垢の木を使った家
「うちは無垢材をふんだんに使っていますので、健康的ですよ!」
「いいですねー。何の木ですか?」
「杉・ヒノキ・オーク・ウォルナットこの中から選べますよ?」
「でも高いんでしょ?」
「値段を下げるならこのメーカーのカラーフロアーなどどうでしょうか?これなら安くできますよ。」
このような会話は普通の住宅会社では普通でしょう。
無垢材をふんだんに使っていて選べるってことですが、本当にいいのであれば選べるわけがないでしょうからね?
要するにお客さんが好む材料であればなんでも使うっていう事でしょう。汗
でないと契約してくれないですからね!(笑)
無垢材をふんだんに使ったという言葉を売りにしたいだけ。
無垢材にも色々ありますからそれをお客さんに選択させるってことは危険。
内装材一つで家の中の環境はまるで変ることになりますからね。
無垢材にも板目や柾目があります。
板目だと空気を吸ったり吐いたりしません。しかも節が沢山で、目玉みたいにみえて子供が怖がります。汗
柾目だと調湿します。が、自然乾燥でない場合は細胞が死んでいますので機能していないということですね。
それに世の中で使われている無垢材はほとんどが機械乾燥の板目がほとんどでしょう。汗
その上に板目ですので木が暴れるのを防ぐために塗装みたいなことをします。
こうなると床はベトベトでカラーフロアーと変わらない床になります。
こうなると家で焼肉が出来ません!汗 次の日ぬるぬるですからね。汗
さて、もともと木が暴れるのを改良して出来たのがベニヤの上にシートを貼ったカラーフロアーです。
大量生産することが出来るので値段が安い!ってことでほとんどの会社がこれでしょう。
このカラーフロアーは化学物質を揮発しますので体に良くない。住みだすと変な臭いに悩まされるでしょう。
ですが、シートですので色々な柄が選ぶことが出来るでしょう。
イメージで考えるのであればいいでしょうね。
住宅会社は無垢材などを「適材適所で」使っています。みたいなことを言ったりするでしょう。
これもイメージで言ったりしていますので、人を集めるため?でしょうから実際にどんな効果があるのかは定かではないでしょう。
それを多くの人が勘違いしてイメージで建てることになる。
イメージ・見た目で入ってきたお客さんは住みだしてからが大変でしょう。汗
いろんなことに悩まされることになります。イメージなので実際とは違う事が生活していておこったりしますからね。汗
ですので無垢材を売りにした家には「何でその木なんですか?板目・柾目ですか?自然乾燥なんですか?」
みたいなことを聞いていた方がいいでしょう。
何でその木を使っているのか?お客さんも納得してから建てる方がいいでしょうね。
多くの会社がイメージで木を使っていますからね。汗
要は売れればいいのでしょうからね?気をつけましょう!