価値観の違い
家づくりをするときに先日も書きましたが、信頼関係が大事だと個人的には思っています。
「この会社(人)に任せた。」ってすべてお任せできる関係性があれば家づくりはすごく楽に進められるでしょう。
そういう会社に出会うには自分に合った会社で建てる事が大事だと思います。
でなければ、家づくりが始まっても問題ばかり起きる可能性がありますからね。。
自分自身の価値観が同じまではいかなくても近くなければ、家づくりが始まっても終わった後でも満足は出来ないと思います。
価値観とは、どんなことに価値を見出すかという人の感じかたや思想のことです。
価値観は人によってさまざまで、何に重きを置くかなど物ごとの捉え方によって変わってきます。
自分の場合、「今」現時点の見た目や値段に重きを置くのではなく、そのずっと先を見ています。
目先の値段や見た目にとらわれても、その先にその物や値段の価値は下がります。
値段で言えば安いのには理由がある。安い分の調整は性能です。住みだしたら光熱費が高くついたり、夏は暑くて冬は寒かったりと今ではなく住みだした将来にものすごくお金がかかり、住みにくくなるでしょう。要は燃費が悪い家になってしまうという事ですね。
そして見た目ですが、もちろんかっこいい家は良いと思います。
ただ、自分の中では今の値段や見た目といった優先順位よりは、地震に強かったり住みやすかったりが優先順位としては上をいきます。
なぜかと言えば、見た目は流行によって価値は動き回る。
バブルの時代に多くの方が着ていた肩パット入りの服を着て街を歩けますか?
その当時はかっこよくてほとんどの人が来ていた服なので価値としては高かったのかもしれません。
でも今の若い人はそんな服着てたら笑いものにされてしまいます。
時代はすごいスピードで流れていて、その価値は年数と共にさびれてしまうものなんですね。。
それよりも長持ちしたり、ずっと愛着がわいてきたりする家というのに価値を感じます。
飽きるどころかだんだんと味が出て愛着もわいてくる家が良いと思い家をつくっています。
その価値観が同し方のみのお仕事を共にさせていただければお互い良いパートナーとなれると信じています。
家づくりは今の見た目や値段だけなどで決めてはいけません。
後のメンテナンスや住みだしてからも顔を合わす関係が続きます。
また会いたいと思えるような関係性が築けてこそ満足な家になったと言えるでしょう。
そのためには建てるまでにその会社と価値観が同じかどうかぐらいは見ておきましょう。
合わなければ進めるべきではありません。