住宅会社の営業手法は?
住宅会社などでの見学会やセミナーでは何が目的かというと契約が目的です。
見学会やセミナーに来た人の情報を集めてそこから分析してからアプローチしてきます。
その分析方法とは、お客さんから色々な情報を聞き出し、契約に結び付けることが目的です。
まず聞かれるのが、土地はありますか?
土地がない場合は契約までの期間が長くなります。短期見込み客か長期になるかを調べてるんですね。
次に資金面が大丈夫か?を聞き出すために仕事は何をされていますか?
などと聞かれるでしょう。
ここで大体の年収が分かります。
そこで、「建てれそうだな」となったら態度が変わるでしょう。
そこからは「どんな家がいいですか」などと言ってくると思います。
そして「よかったら設計にプランとか作らせますよ。」と言ってお客さんにすり寄ってきます。
具体的に想像させることで購買意欲を高めようとするんですね。
そこでお客さんのテンションが下がらないうちに契約書に印鑑を迫ってきます。(笑)
営業は印鑑がゴールですからね。汗
つまり、家がどんな家とかそのあとの生活がどうとかは関係ないんですね。汗
ゴールが印鑑なわけですから印鑑を押してもらうためには何でもします。
なのでお客さんに何度も電話がかかってきます。
営業はお客さんを契約に近づけるため契約できない理由を一つ一つ消してきます。
つまりお客さんが「こんな家がいい。」「この内装材こを使ってよ」と言われればすぐに「じゃあそのような形で作らせますね。」と言ってくれるでしょう。
ただし、契約前はですけど。印鑑をもらいたいからですね。(笑)
うちの場合はというと、見学会やセミナーではあまりしゃべりません。
あまり喋ることは得意ではないということもありますが、こっちからすり寄ることはあまりしません。
色々と聞いたりもしないですね。
お客さんに聞かれれば喋ります。興味のない人に喋っても伝わりませんからね。
それに電話なんかもしません。
本当にいいと思ってくれているのであれば、お客さんから聞いてくるでしょうからね。
それにもみの木は普通が通用しません。
好きになって建てる人は普通ではない人が多いでしょうから常識では考えられないんですね。
営業をかけてお客さんの言う通りの家を建てたとしても、家族が幸せでないと意味がありませんからね。
つづく