耐震等級や制振ダンパーだけでは
「耐震等級や制振ダンパーがついているから地震には強いですよ!」こんなこと言う会社は多いと思います。
ただ、それだけでは強くないと思います。
大事なのは偏心率です。
耐震等級とは、耐力壁の総長さで決まります。
ですので、壁が長くてもその耐力壁のバランスが悪ければ家は崩れてしまう事になる。
「窓は大きい方が良い」と言われて南東に沢山窓を設けるとします。
そうすると、耐震等級を取るために南東では耐力壁が取れないので北西に耐力壁が偏ります。
そうすると自身が来た時に家は南東方向に倒れてしまう事になります。
また、制振ダンパーがついていても偏心率が悪かったら意味がありません。
制振で揺れを制御はできてもその配置や耐力壁のバランスが悪ければ家は倒れてしまう。
ですので、大事なのは耐力壁のバランス「偏心率」です。
基準では0.3以内となっていますがもみの木ハウスではそれを上回る0.2以内での設計です。
偏心率を計算していない会社は多いみたいです。
「耐震等級・制振ダンパー」だけではなく偏心率はいくつか?
これは聞いた方がよさそうです。