家の性能は数字が全てか?
住宅の性能は色々な数字で表されています。
耐震等級や断熱等級などなど、沢山の性能が数字で表されています。
ただ、数字だけですべてが決まると言われれば、実はそうではありません。
ほとんどのお客様は数字を聞いて判断しているといったことがほとんどではないでしょうか。
数字は成績みたいなもので、高ければ高い程安心(信用できる)といった感覚を持たれている方がほとんどだと思います。
人は数字を聞いて安心したい生き物で、自らの感覚というのはあまり信じていないのかもしれないですね。
なのでまわりと一緒が安心する。「人と違うのは心配」といった心理になり数字で裏付けがほしい。
でもよく考えると数字は裏切る事もあります。
数値上いい性能が出ていたとしても住み心地が悪かったり使いにくかったりすることだってあるという事です。
断熱性能が数字上高い家だったとしても鉄のように固い床の場合と、毛布のように柔らかい床では素足で歩いた時に真逆の感じ方になります。
数字は材料によっても動き回るし感じ方も変わるという事で数字通りに住みやすい家になるかどうかは分からない。
それとは違い自らの感覚は裏切りません。
自らが「居心地がいい。」とか「あったかい」とか思った感覚と言うのは住み心地に直結するという事。
住宅会社を探すとき、数字や設備ばかりを気にするのではなく自身の感覚(居心地)これらを主において判断したほうがより自分たちに会ったいい家に出会えるかと思います。