木の種類・取り方
木には色々な木があります。
その木でも取り方によって大きく変わります。
木の取り方によって使用用途が変わるという事です。
なので今日はその木の取り方について、
木には柾目と板目といったとりかたがあり、それによって全く違う効果があります。
なので木の家のショールームなんかに行くときによく見ておいた方が良いでしょう。
柾目は木の目がまっすぐ平行して細かく入ったものになります。
柾目が主に使われるものとしては、すし桶やごはんのお櫃などですね。
なので内装材として使用すれば調質(湿気を吸ったり吐いたり)しますのでお勧めです。
夏の蒸し暑い高湿度な時でも室内の湿度を調整してじめっとした感じがしません。
ただし、自然乾燥でないと細胞が破けて調質はしないでしょうからそこはしっかりと聞いておきましょう。
次に、板目です。
板目は主に風呂桶や酒樽・醤油樽などに使われている。
タケノコのような模様が入ったものです。
これらは使用用途を見ていただいたら分かるように、水をはじく取り方になります。
なので内装材で使っても湿気を吸ったり吐いたりしません。
なので内装材には不向きだと思います。
効能ではなく、見た目で使われている場合が多くほとんどの場合こちらでしょうね。
さて、もみの木ハウスのもみの木は、フォレストバンク製のもみの木になります。
自然乾燥させた柾目もみの木のみですから、細胞も生きたまま、湿気も吸ったり吐いたりしてくれる。
その他に抗菌や消臭効果も残ったままになりますから内装材に使うには良いだと思います。
知らないで家を建てると後悔します。
木の家を建てるのであれば、自然乾燥で尚且つ柾目の材がいいでしょう。
その中でも殺菌効果が強すぎる木もありますからそこは気を付けた方が良いでしょう。
ずっとその場所で暮らすわけですからね。