壁紙は何にする?
一般的な住宅に多く使われている壁紙の多くがビニールクロスと言うものです。
あまり普通の人は知らないことが多いと思いますが、
このビニールクロスにはクロム・水銀・カドミウム・ヒ素・セレンなどが微量ですが使われている。
これらの物質は家の中で揮発します。
新築の匂いって一度は嗅いだことがあると思いますが、あの匂いと言うのはそういった化学物質などが揮発している匂いになります。
真夏なんかに家の中に入ると目がシバシバしたり鼻水が出たりするぐらいですから相当キツいものになります。
それらの物質を昨今の気密住宅で使用するとどうなるか?
皆さん想像できるかと思います。
家の中は極めて隙間が小さくなっていますから危険という事がお分かりいただけるのではないでしょうか。
そのために今の住宅はしっかりと換気するように決まっています。
それが24時間換気と言うものです。
多くのメーカーが「換気しているので大丈夫ですよ。」と言ってくると思います。
ですが、その換気は2時間で一回部屋の空気を入れ替えてください。となっています。
なので部屋の空気は1時間で半分しか入れ替わらないことになる。
そうなると絶えず揮発し続ける化学物質をその間吸い続けていることになります。
そんな環境で生活しているとどうなるか?
今は大丈夫でだとしてもその時は突然来ます。
体内に一度入った化学物質は体に蓄積されていくことになる。
そうするとどこかのタイミングで化学物質過敏症になったりするわけですね。
一度なってしまったら大変です。
それを分かって使用するのであればいいと思います。
でも自分はこれを知って住んでいた家の壁紙は張りかえました。
さて、もみの木ハウスの壁紙はオガファーザーと言ってドイツの紙クロスになります。
体に悪い物がないというのともみの木の効能の邪魔をしません。
相性のいい内装材と言えますね!