家づくりを進めるペース
家づくりをする中でのペース配分。
それは人によってそれぞれです。
ただ、その人の置かれている状況によって変わってしまうというのは間違いないと思います。
お客様に置き換えれば、工事をしているお客様もいれば、今から建てようとしてるお客様もいるわけで、その人それぞれで進行状況というのは違います。
なので住宅会社はその人に合ったペースで家づくりしていく事となる。
自分の場合、基本的にはお仕事をお願いしていただいてお金をいただいたお客様から順番に進めていくようにしています。
なので、どのお客様を優先とか全くなくって、頼んでいただいたお客様から一生懸命一つずつ仕事をするのみだと思います。
その中でも個人的には、お金を頂いた時点で初めてお客様と言う認識を持って仕事をさせていただいています。
逆を言えば、お金を頂いていない人に対してはこちらも半信半疑で行動していると言う事にもなります。
何故かと言うと、色々と調べたりする中で色々な人に協力もしてもらいますし、その間の時間は、もしお客様が建てなかった場合、その方々の時間まで奪ってしまう事になるからです。
なので、お金を頂いた時点で自分の事を信頼して頂いたと認識して、お客様として家づくりをスタートさせていただいています。
そのスタイルを今後とも変えるつもりはありません。
もっと沢山の人や家を建てる事は出来ると思います。
その分野分野で従業員を雇う事。
仕事を取るために営業を雇う。工事をするために職人をたくさん入れる。
そして建てるかどうかもわからないお客様に営業をかけると言う事。
でも、個人的には数はどうでも良くて本当にもみの木を必要としているお客様だけの家を建てると決めています。
ほとんどの住宅会社の場合は、色々なお客様を取り込んで、沢山の家を建てていく事をすると思います。
それをすると信頼されてもいないお客様の家を建てる事にもなり、自分が良いと思っていない家まで建てないといけなくなります。
自分の性格上はそうではない。
なので、自分の場合「もみの木の家」が大好きなわけで、それに共感できる社員でないと意味がない。
当然そんなこと言ってると社員も集まらないわけですが、、、(笑)
それが当たり前だと思っていますし、そもそも必要はないと思っています。
好きな事を仕事にしなければ時間の無駄でしかないし、嫌々やる仕事程完成度が低い物はない。
ただ、ほとんどの人が嫌々仕事をしてそれをごまかすために給料の値段などが自分自身のステータスになり、満足していると言い聞かせる。
でも住宅会社で言えば、お客様に最高の家を作るのが目的であって、その会社の従業員の給料の値段なんて言うのは全くもってどうでもいい事なんですよね。
なので、自分が「嫌いな事」や「しんどい」と思う事なんて仕事にしてはいけないと思います。
人生なんて一回きりですし、好きなことをしていないと、そのお客様に対して最高の物を届けることなんて不可能だと思います。
なので、好きな事を仕事にしているのが、自分自身も一番幸せだし、それを求めるお客様に対しても最高のものを提供できるのでお互い幸せです。
人によって変えるなんてことはしたくありませんしそこに価値は感じませんですからね。