内装材で変わる事
もみの木の家に住みだすと香水の匂いや柔軟剤の匂いがダメになります。
あの独特な化学臭のようなニオイです。
住む前はそうでもなかったのですが、住みだしてからは家にいる時はずっともみの木の空間にいるのでそこに慣れてしまったらそういったニオイが気になるからなんですね。
もみの木の家の中のは無臭で、ほのかにもみの木の甘い香りがして、鼻に優しい空間となっています。
なのでそこに慣れてしまうと普通の家の匂いでは住めません。
これは、住みだしてから鼻が正常に機能するようになったという事です。
普通の家に多く使われている内装材の多くはビニールクロスやカラーフロアーです。
それらの内装材からは化学物質が揮発しています。
その化学物質はおよそ10年間揮発します。
その揮発した成分を鼻や口から取り込むと体内に入り蓄積されていくことになります。
つまり、その環境で住めば住むほどより多くの化学物質を取り込むことになる。
普段このような場所で生活をしていると鼻が麻痺して何ともないと勘違いしてしまう。
そうなると気が付かないうちに化学物質過敏症になっていたってことも少なくはないと思いますね。
10年揮発した後はカビが生えてきたりするわけです。
これらの化学物質は防カビ材に使われている。なので、揮発した後はカビの胞子が発芽して次はカビに悩まされるわけですね。
そのカビを餌にダニが増えダニの糞や死骸をゴキブリが食べにくるといったような最悪の事態になってしまいます。
このような環境で住むのは子供たちにもあまりいいものではありません。
でも、親が内装材の事を考えてあげる事でそのような事を未然に防げるのかもしれませんね。