何でもみの木なのか?
何でもみの木の家なのか??
理由は簡単で、内装材には「もみの木が」一番だと思ったからになります。
なので他の木である必要というか、二番目以降の木を使うことに意味がないと思うからになります。
もみの木ハウスが使用するもみの木は、自然乾燥された柾目材でフォレストバンク製の「もみの木」になります。
他の木と何が違うのかというと、まずは乾燥方法です。
今日本で多く出回っている木の内装材のほとんどが、機械乾燥になります。
木は高温で加熱すると、木の細胞が失われてしまう。
なので、調質とか消臭とかしないわけです。
でもほとんどの人が知らない。
なので、木である意味と言えば、見た目が「木」ってことぐらいでしょう。
それでいい人はいいと思います。
柾目とは木のすじが建てにまっすぐ入っている木になります。
柾目はお櫃なんかにも使われたりしています。
なので調質をします。調質をするので室内の湿度もコントロールしてくれて過ごしやすい環境になる。
ただ、日本で出回っている内装材の木は板目がほとんどです。
板目は、模様がタケノコのようになっているものですね。
こっちのほうが見慣れているかと思います。
板目は風呂桶や酒樽なんかに使われていますね。
つまり、水を通さないということです。
なので湿気を吸ったり吐いたりしません。
なので、室内で使うのはどっちが過ごしやすくなるかというと、柾目の自然乾燥材になります。
湿度を調整するので洗濯物もよく乾くし、ペット臭なんかも消してくれる。
もみの木というのは室内で使用する木としてはすごくいいわけですね。
つまり、すべてにおいてトータルバランスが保たれた木になります。
木にも体に悪い木だってある。そこを考えても、もみの木は人が暮らすには丁度いいんですね。
人が口にする「かまぼこ」の板ももみの木で出来ていますからね!
もみの木以外は使用しないという事にはしっかりと理由があるという事です。
でも、これを説明しても普通の人は分かりません。
ただ、自分たちはもみの木の家を好きになってくれるお客様の家を建てるだけになりますのでそれはそれでいい。
好きでもない人の家を建てても先を見てもお互い何の意味もないからになります。
なので、説明して分かってもらうというよりは、実際に感じてもらって良いと思わないと分からない事だと思います。
なので考え込む人には理解はできないんでしょうね。