人によって家は決まるの?
「家づくりは一回だけだし、じっくり考えたほうがいいわよね。」
よく考えるのはすごくいい事なんですけど、それよりも建てる会社を信頼できているかどうか?
その方が大事だと思います。
「家を建てるとなってから勉強しましょう!」ってことなんでしょうが、そんなすぐに家のことは理解できるものでもない。
なぜ勉強しなければならないのか??
それを考えた時に、ほとんどの方が住宅会社に「騙されないように。」とか「損しないように」ってことがほとんどでしょう。
そもそもそこを信用できない会社で家なんか建ててはいけません。
でもほとんどの人がこうなる。
そんなことする前にその会社が信頼できるかどうかを判断したほうが早い。
それを判断するには、優先順位をつけることが大事。
大体の人の優先順位が、出来るだけ安く→デザインが良い→流行りの家とかになると思います。
でもよく考えると、この三つはずっと価値が残るものではないという事。
そこに気が付かない人が多すぎる。
そりゃあデザインがよくて安く手に入ったら関西人なら自慢しますよね??
でも、デザインって年数がたてば今の価値よりも格段に価値として下がる。
人が好まなくなる時代が来れば価値としては薄れてしまいます。
多くの人が好む時代は人によって価値は一時的に膨らむのですが、多くの人が好まなくなればその価値は下がり続けるわけです。
つまり、「多くの人に共感されたい。」が価値になっていて、本来の「家」の役割を果たせません。
家は多数決で決めるものではありません。
他人の目を気にして家を建てると失敗します。
家は、家族が健康で幸せに暮らせなければいけません。
そこを考えた場合に、見た目やデザインや値段・その「人」によって左右される家は価値を一ミリも見いだせるものではないと個人的には思っています。
それよりも家族が健康で暮らせて、災害が来ても安心な家。その方が家族みんなが幸せに暮らせて、何年たっても価値が薄れない家になるのではないでしょうか。
考え方は様々で、人によって価値観も違いますが、自分が考える家っていうのはそういうものだと思っています。
なのでそれを分かっていただかないと満足できないのではないかと思います。
多くの人が買ってるから大丈夫。これは人にしかない感覚なんでしょうね。
何の根拠もありませんからね。(笑)
安心感の問題なのか??