家は大きい方が良い。
家は大きい方が良い。
これは、多くの人がイメージすることでもありますね。
ただ大きければ大きいほど良いというわけでもありません。
大きければ大きいほど将来は使わなかったりするスペースが生まれる。
今は、子供も多くてちょうどいい広さと思っていたとしても、20年後を考えた時に何人で住んでいるのか?
これを考えていないと将来は物置になる。
実際にそこに一番長く住むのは夫婦二人ですからね。
なので、家の広さはそこまで必要ないと言えます。
よく「リビングは友達とパーティするので20畳は欲しいです」これもよくあるパターンです。
ただ、友達を呼んでパーティって毎日はしません。
やっても月一ぐらいではないでしょうか。
それを考えると実用性は低い。
せっかくの家作りですから、自分のイメージ通りの家を作ってみたいという気持ちはよくわかります。
ですが、家は大きければ大きいほど値段も高くなるのは間違いない。
当然それに見合った敷地が必要で、土地の予算も膨れ上がる。
「金だけはいくらでもある!」って人はいいでしょうが、なかなかそんな人はいません。
それに、大きい家と小さい家を比べた場合、同じ断熱材を使って家を建てた場合、大きい家の方が断熱性能値は低くなり、小さい家の方が断熱性能値は高くなります。
つまり、大きい家で暮らすほうが小さい家で暮らすよりも光熱費も高くなるという事です。
でも、住宅会社としては大きい家を作ってもらった方がもうかります!
売上が上がるわけですからね!(笑)
お客様の「今」ではなくて「先」を見てくれる会社というのは大きい家は進めないと思いますね。
20年先にその家族がどのようになるかぐらい分かりますからね。
「リビングは20畳で吹き抜けが欲しいわ!」「開放的でいいですね!」なんて言う会社は、先なんて見てくれてはいないと思っていたほうがいいでしょう。
売上のことしか考えていません。