どんな生活がしたいか。
もみの木ハウスの場合、資金計画を最初にやっています。
そして予算が分かれば、決まれば建物の大きさは決まってきます。
なのでその大きさに合わせてプランすることになってくるんですね。
お客様の普段の生活スタイルも考えてからの提案になっています。
家族構成やどんな生活スタイルかを聞いて間取りを決めていく。
なので、普通の住宅会社にある打ち合わせもほとんどない。
ここで、普通の住宅会社の場合によくある、打ち合わせをしまくるという事になるとどうなるか?
それが、予算オーバーです。
営業マンはそこを上手く言って「要望をどんどん言ってください。でないとプランを決めることができません。
こうなると予算はどんどん上がり、結果的に家族の人数に見合わない「でかすぎる家」になったりするんですね。
でかすぎる家になると、当然最初の資金計画よりも家の値段がそうとう上がってしまうことになる。
営業マンからすれば、売上は上がるわけですから、要望を聞きまくるでしょう。
でもそれはお客さんのためではなく、売上のためですからね。
営業マンはサラリーマンですので、そのほうが会社の上司に褒められる。
そうすると出世もしますし、給料も上がる。
自分のためなんですね。
契約がゴールなんですね。
なので住みだしてからその営業マンと会うことも少なくなるでしょう。
その原因は、お客様との関係に信頼関係が築けていないからになります。
契約前に「要望をどんどん言って下さい!」なんていって、素人であるお客様の要望を聞きまくっているわけですから、後のクレームが怖いわけですよ。
なので、建てた後は、その営業マンとの関係は自然消滅になるわけですね。
「要望を聞く事でお客様を満足させる」
それは違います。
理想はもちろんあると思いますが、それはあくまでも、お客様の理想。
その理想どおりになるとは限りません。
それを前もって言ってあげたり、考えてあげてリードしてあげる。
それが、自分達住宅会社の仕事だと思います。
「ダメな事は、ダメ」そう言ってくれるのが本当に信用出来る人なんだと思いますよ。