河内長野市 T.K様邸 基礎工事
基礎工事が始まりました。
根切をして、砕石を厚さ100mm程敷き詰めます。
その後ランマーで3回・4回突き固めていきます。
砕石に泥など有機物が含まれていないかも確認してから行います。
シルト(粘性土まじりの土)がおおく混ざっているとコンクリートの効果不良を招く恐れがあるからです。
そして、防湿フィルムで覆っていきます。
次に配筋です。
もみの木ハウスの基礎は全棟構造計算をしています。
そこで出た基礎検定に従って配筋方法・補強に従い、配筋していきます。
基礎区画の立ち上がり全ての人通口部分(開口部)には底磐補強します。
一般部のスラブ筋が200ピッチに対して100ピッチで補強します。
水道管が通る所で鉄筋を切断した場合は、切断した本数分の鉄筋を補強していきます。
同時にかぶり厚さ(コンクリートがかぶる厚さ)などもチェックしていきます。
土に接するような部分は60mm接しない部分は30mm以上を確保できるようにします。
それが終われば外枠を組み、基礎のベースコンクリートを打設していきます。
その時に、コンクリートの配合チェックも行います。
気温などにより固まった後の強度も変わってきます。
コンクリートの粘性が弱すぎても強すぎてもダメなんですね。
それらの条件を満たしているのかどうかの確認をします。
ベースが打ち終われば乾燥期間を中三日間おいて固まるのを待ちます。
それが終われば、中間仕切りなどの型枠が組まれていきます。