耐震等級だけではいけない家の強さの判断基準
家を建てるなら地震に強い家がいい!
誰もが思うことですよね。
よく言われている耐震等級という数字。
これらは今やどこのメーカーも数字を前面に出しています。
どこのメーカーも数字上では良いのでどこを基準に選べばよいか分からない。
そんなことにならないように今回は選ぶポイント。ここだけ抑えられれば地震に強い家かどうかが分かるそんなお話をします。
結論を言うと、耐震等級がいくら良くても地震強い家かどうかは分かりません。
一般的に言われている耐震等級は壁量の多さで表されていることが多い。
つまり、バランスは考慮されていません。
大事なのはバランスです。いくら耐震等級がいい住宅でも、耐力壁のバランスが悪い家だとバランスが取れず崩れてしまうということ。
例えば、南東側にたくさん窓を設けた場合、耐力壁は南東には設けることができず、北西に偏ります。
この場合、地震が来たら南東に家は倒れてしまいます。
同じ壁量の家でもこのように一方に偏った耐力壁の家よりかは全体にバランスよく配置された家の方が家は地震に強く倒れにくいんです。
これらのバランスを表す数字が「偏心率」というものです。
この偏心率ですが建築基準法で「0.3以下にしなさい」という規定があります。住宅は確認申請時に構造計算は提出しなくても大丈夫になっていますがチェックは設計者でやるようになっています。
ここは絶対に確認するべきでしょう。
「偏心率はいくつですか?」ってです。
もみの木ハウスの場合、0.2以内での設計になっています。
ですので基準をはるかに上回る設計となっているということです。
ですので、判断基準は耐震等級だけではなく、「偏心率はいくつですか?」ここを確認することで地震に強い家なのか?が判断できるということですね。
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