高気密l高断熱l住宅の注意点l実は怖い性能の裏側に隠された真実
昨今どの家も性能が上がっています。
性能の中でも家の断熱性能はどの工務店やハウスメーカーもレベルが高くなってます。
家の断熱性能が上がるということは、当然ですが家そのものの隙間も少なくなってきているということになります。
これはこれですごく良いことである一方、実はあまり知られていない事実があることをご存じでしょうか?
それは、家の隙間が少なくなればなるほど人の健康に害を及ぼす可能性があるということです。
今日本で使用されている内装材のほとんどが、ビニールクロスやカラーフロアーになります。
これらの内装材には、微量ですが「水銀・セレン・ヒ素・カドミウム」などなど恐ろしい物質が含まれており、それらが室温が上がるとともに揮発されています。
そんなの換気すれば大丈夫でしょう?
そう聞こえてきそうですが、
ダメなんです。
換気をしたとしても、これらの揮発成分は人への影響を避けることができない。
なぜかと言えば、それらの換気設備は一気に室内の空気を入れ替えるわけではないからです。
法律では2時間に一回室内空気を入れ替えることになっており、
その間も先ほどお伝えしました成分がビニールクロスやカラーフロアなどからは出ている。
怖いのがそれらの成分。
一度体内に取り込んでしまうと、蓄積されてしまうということ。
そうなると
今様々な換気設備(24時間換気)というものがある中でも、それら機械換気を使ったとしても体内への影響は避けられないということです。
これら大人より影響を受けるのはお子様やペットです。
子供は大人の10倍その影響を受けるとされています。
恐ろしいですね・・。
しかもそれらは新築時が最も揮発される。
そして性能が良くなるにつれて家の隙間も小さくなり、影響も受けやすくなる。
これら恐ろしい事実があるわけです。
家の性能が良くなるのは良いこと。
ただ、使う内装材を間違うと、もっと恐ろしいことになる。今日はそんなお話でした。
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