大きな窓
大きな窓。
これは自分の中で憧れというのもありました。
当初思っていたことは、かっこいいから。
ただそれだけのため。(笑)
断熱性の事なんかを考えると必要最低限にするべきでしたね。泣
壁の1/10ぐらいになりますからね。
何せ日がよく入るのは良いんですが無駄でしかない。(笑)
形状も真ん中がフィックス窓で両サイドが引き戸になっているタイプ。
大きさも馬鹿でかい。ワイドが2550の高さが2200もありますね。
ですけど真ん中はFIX窓なんで開きません。(笑)
よって出入りできるのも両サイドの窓だけです。
使える有効寸法は普通の引違窓ワイドが1650タイプの物と同じです。
片方で750ぐらいです。
見掛け倒しとはこういうことを言うのでしょうか。泣
二階の寝室にも掃き出し窓があります。こちらは1650タイプの引違い窓。
掃き出し窓とは別に横長いタイプの窓もある。この窓は高窓にしていて光が入るようにと付けました。
ですがよく考えてみると昼間の寝室には誰もいない。
なのに明るさなんていらないってことです。
掃き出し窓はバルコニーに通じていて寝室から出れるようになっています。
当初はこのバルコニーで夜コーヒーでも飲もう!!
なんてロマンチックな事を想像していました。だけど一回も飲んだことなどありません。(笑)
そりゃそうです。くつろぐには景色が悪すぎる。(笑) 見渡す限り電線と隣の外壁。汗
それにベランダは暗いのでダウンライトをつけていますから、寝室で奥さんが寝ているのに「まぶしいねん!」
ロマンチックとはなりません。泣
それに夏場になると窓が多くて日中に日が入ります。
カーテンを閉めていても熱がこもる。
ただ今はもみの木にリフォームしていますから、そのおかげで過ごしやすくはなりましたね!!
もみの木は断熱性にも優れているから恐るべしです。
今ではぐっすり眠れます。
さて、みなさんも自分の頭の中のイメージだけで窓を多く計画してしまうと断熱性がよくない分過ごしにくくなる。
それは知っておいた方がいいですね。
なのでお客さんには、計画はイメージも大切ですが実用性の方が大事。それを言ってあげよう。そう思っています。
なので最近建てたお客さんもそうですが窓は少なめにしてあります。大きさも最低に限小さく。
そうすることでコストダウン出来ますし、過ごしやすくもなりますからね!!
窓でも相当環境は変わりますね!
あたりまえですが、住み出した時の想定をしてから計画しプランをする。そうする事が大事!!
見た目は実用性の次ですね!!