嫌なにおいを消臭 もみの木が持つ成分を残すために必要な事
もみの木は微香性で特別な匂いを意識することのない空間となっています。
また、室内の生活臭や台所の臭い・たばこの臭い・ペットの臭い・汗の臭い・などの匂いが消臭されて気になりません。
これは、もみの木ハウスのもみの木が持っている成分が匂いを分解してくれているから
なんです。
もみの木の中には成分(フィトンチッド)というものをもっており、刺激を受けるとその成分を放出します。
それが消臭や空気浄化などのといったことをやってくれます。
木は、自らが建っている時に害虫などから身を守れない。
なので成分を出すことにより自らの身を守ろうとしているんですね。
その成分は虫などにとっては嫌がる傾向にあります。
なので、害虫忌避効果として効果的なんです。
人にとってはきつすぎず、程よい成分なので、それがリラックス効果や消臭効果など様々なメリットを生んでくれます。
さて、これらの成分は自然乾燥のもみの木だから残っている事になります。
木は、内装材になるまでにある程度の水分量まで乾燥させる必要がある。
その乾燥させる過程で機械によって強制的に乾燥させるとせっかく持っている成分を失ってしまいます。
大体50度から60度の熱を与え続けると木が持っている成分が抜けてしまい、先ほどのような効能は期待できなくなってしまう。
そうならないためにも、木は自然乾燥させる必要があるんですね。
野菜をイメージしていただければ分かりやすいと思います。
野菜も沢山の栄養をもっています。
今の時期に食べるとおいしいレタス、キュウリ、ナスなど
夏野菜はカリウムが多く含まれていて、カラダのほてりをとる・利尿効果によってむくみを解消するなどの効果がありますが、加熱すると効果が薄れます。
もみの木も強制的に機械で加熱してしまうとせっかくの効能などが得られなくなってしまいます。ですので、自然乾燥することが重要なんですね。
さて、もみの木は人にとって程よい良い成分という事が分かりました。
その成分を残すためには乾燥方法は自然乾燥することにより、成分をそのまま残すことが出来る。
一般的に多い木の乾燥方法は機械乾燥です。
国内では99%以上は機械乾燥だと言っても過言ではないでしょう。
という事は先ほど申し上げた木の中の成分は・・・・・・・?
自然乾燥って一般的には珍しく乾燥させる期間も長くかかる。
そうすると内装材として皆様の家に使われるのもものすごく時間がかかってしまう。
なので、ほとんどの場合は人工乾燥(機械乾燥)なんですね。
さて、今日はもみの木は消臭すると言ったお話から、
その消臭する理由と成分のお話し。
もみの木本来の成分の残すには自然乾燥が大事!というお話をさせていただきました。
乾燥方法によってその木が持つ成分は失われます。
自宅の内装材に木を使う場合は聞いておいた方が良いポイントだと思います。
「その木は人工乾燥ですか?」ってです。「はい。」と帰ってきた場合、効能などはないかもしれません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。