大阪で家を建てるとなると、場所によってはすごい金額になる事もあります。

利便性を優先すると、「市内や立地の良い場所が良い」という事になる方も多いと思います。

ただ、個人的には、無理に立地を優先して市内に建てるのであれば、郊外に土地を買い建てる方が予算も抑えられて良いと思っています。

家の計画　郊外をおすすめする理由

その理由はいくつかあります。

まずは、先ほどもあったように土地単価が安いという事。

土地が安く済むと、資金的にも余裕が出るため、家にしっかりお金がかけられます。

そうすることで家は長持ちし、メンテナンス費用や維持費も抑えられる家が建ちます。

そして、郊外で家を建てる事で、敷地にも余裕が持てるため、庭をとる事も可能になり、

市内では味わえない自宅での楽しみ方が多数出来るのも郊外の魅力です。

では、逆に市内などはどうなのかを次に書いていこうかと思います。

市内の戸建ては建築条件付きが多い

立地優先して、建築条件付きの建売を買うのは良いとは思いますが、

個人的にはおすすめだとは思いません。

なぜかと言えば、条件付きだからと言って、土地単価が安くなっているという事はないからです。一見、土地建物で値段を見せられやすく感じるんです。場所も良いし・・

ただ、土地の単価が下がるという事はあまりないと思っていたほうが良いです。

上の図のように、コストの配分は土地単価　（その地域の土地の相場）

によって大きく変わると言えます。

建築条件付きなどが多い市内物件の場合、土地と建物双方が安くなっているという事は可能性として少なく、土地代金の割合だけが大きくなり、建物にかけられる予算が少なくなってしまう傾向があります。

つまり、建物の金額が何らかの形で調整されている事があるという事です。

良くあるのが、コスト削減するために、家の性能を下げて建物を建てるという事です。

「そんな事が本当にあるのか？」と言われそうですが普通にあります。

そうもしないと住宅会社も利益が取れず、やっていけません。

ではどのようなところで調整されているのか？

以下のようなことが考えられるでしょう。

低コストな家の値段調整

・断熱材は薄い低性能の物が入っている。

断熱材は厚みや種類によって安く済ませる事が出来ます。

・また、外壁が安いシリーズになっている。

価格を抑えるためには外壁も安い物になっている場合が多い。

外壁の塗装保証が短いなど、メンテナンス期間や塗り替え時期が短く、後でお金がかかる事が多い。

・初期提案は低グレードの物で提案し、オプションを多くする。などもあるでしょう。断熱グレードや耐震等級・また、長期優良など性能面の事以外にも細かなところでオプションとなる場合が多い。この場合、初期は安かったが完成するころにはすごい金額に膨れ上がっているという事も良くあります。

以上の様に、市内で家を建てるメリットももちろんあるのかもしれないですが、デメリットも多い事は知っておいた方が良いでしょう。

自分だったら無理に市内に身を置かず、電車や車で移動します。

利便性も上がった昨今、大阪であればどれだけ田舎でも、1時間以内であれば市内に出られるでしょう。

家は家族が帰って「ほっと」したり、「疲れをいやす」場所でもあると思っています。

普段、賑やかな市内や都心の場所で働いている方ほど、落ち着ける家に住むべきです。

郊外に家を建てると、市内では味わえない自然や、郊外ならではの過ごし方や時間も手に入ります。

 

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