N様邸 土台~上棟
基礎の完成後、いよいよ建物の構造が組み立てられていきます。
これを、土台と言います。
基礎工事時に埋め込んでいたボルトの穴をあけ、専用のワッシャーで止付けていきます。
基礎にはあらかじめ、墨だし作業を行います。
その墨の通りに土台を設置していきます。
そして土台が終わればいよいよ建て方です。
レッカー車を入れ土台の上に柱を建て、その上に梁を掛けていきます。
小屋組み迄組みあがりました。
小屋梁と束は専用の金物「かすがい」といわれる金具でつないでいきます。
この「かすがい」とはことわざで知られるあの「子は鎹」という由来になった金具です。
ことわざ 子供への愛情から夫婦の仲がなごやかになり、縁がつなぎ保たれることのたとえ。
小屋梁が組みあがり、その上に垂木という木材を止めつけていきます。
この垂木とは、野地板(屋根板)の下地となる部分になります。
外周部はカギ込みがされていて、外壁や屋根の通気がなされるようになっています。
この通気が家の長持ちに大きく影響します。
やっているかいないかで大きく寿命が変わる事になります。
耐震等級3と制震ダンパーで複数回来る大地震にも備えています。
熊本地震では耐震等級3の家も多く倒れていたみたいです。
地震の揺れはこのダンパーが吸収し、熱エネルギーに変えてくれます。
耐震等級だけでは家は耐えられません。