「お客様の声は数字やデザイン以上に心に残る」
お住まい見学会を通じて
先週は住みだして間もないお客様宅でお住まい見学会でした。
すでに住みだして一か月ぐらいでしょうか。
まだ引っ越し間もないにも関わらずご協力いただけたことに本当に感謝しかありません。
その中で気が付いたことが自分の中でもあったのでそのことについて。
数字やデザインでは比べようがない
普通の住宅会社に行くと家の見学って目で見たり営業さんにお話を聞いたりして、家のデザインや数字など、お客さんの方が知識を得に行き、その後他社の家と比較するという事が一般的になっていると思います。
なぜ他の家と比べることになるのかと言うと、今は数字的な性能やデザインはどこもハイレベルでお客様もどこが良いのか分からない!
という事が本音だと思います。
なので色々な会社をまわり、家や数字を比べて判断していくという事をするのが一般的になっているんでしょう。
ようは数字や見た目以外どこも似たり寄ったりで違いが分からないんだと思います。
お客様の声は聴いた人の心に残る
そんな中、住みだしたお客様からご来場されたお客様に説明されているのを聞いてふと思いました。
それは、住宅会社が見た目や数字の話をして違いが分からないので、実際に住んでいる人が住み心地を話したり、実体験を共有してくださることで初めて来られたお客様には知識を得るという事以外に、「体で実際に体感した。」という事実が実感に変わり他とは違う体感を持って帰っていただけることにつながるのではという事です。
以下の様な質問をされていました。
「住みだしてどうですか?」
「引越しするときに買った家電量販店でもらった洗剤の匂いがきつくて使えなくなりました。前までそんな事思わなかったのですが・・・」
「あと、ちょっとニオイ気になるなと思ったら水をかければまたもみが消臭しているなぁと思います。」
との事を聞いたご来場者様は、おそらく数字や性能の話を営業マンに聞くよりもすっと話が入りやすく納得が良き、
その言葉を知識だけでなく感情や体で感じ取る感覚に変わるのではないかと思いました。
体を動かして行動したことは長期記憶に残る
丁度今日はもみの木ハウス定例会があり、そこで毎回立ち回りで各社長の発表があり、今回は私の発表の日でした。発表した内容は「アウトプット」についてです。
その中で自分が読んだ本に書いてあったことがあります。
それが、「情報は入れるだけではなく実際に出す(アウトプットする)ことにより自分の中に長期記憶される」ということです。
つまり、「お客様が実際に住まわれている家」に出向いたという事は、ご来場者の方はその時点で結構なハードルを越えて「行動」しているという事。
つまり最高のアウトプットになっているという事です。
そして、その住んでいる人に実際に話を聞き、普通の家とは全く違うもみの木の空間を体で感じる事で、
家そのものの良さや住み心地の根本的なところ感じ取って帰る事になります。
これが普通の家の見学会とは全く違う形だと思います。
お客様の実体験はまぎれもなく事実で、嘘のない言葉です。その言葉で伝えるからこそ、まだ住んだことのない方には刺さる言葉になるのだと思いました。
家を見学に行く際には是非心がけてほしいです。
見た目や数字はどうにでもなりますが、実体験だけは何にも変えられない物だという事をです。言葉で聞いたことを信じるのであればそこに住んでいる人の目を見てお話を聞いてみてください。