家の質を重視するなら、都心よりも郊外がおすすめの理由
土地探しでお悩みの方は多いでしょう。
土地は場所次第で値段(単価)が大きく変わります。
特に大阪市内ともなると価格は跳ね上がるでしょう。
立地が良く、交通の便がよくなるので値段が高くなるんですね。
単価自体が上がるわけですから、総予算の中で納めるのが難しい場合が多いです。
ですので市内で建てる方はほとんどの場合、建築条件付きの土地を買われる場合が多いでしょう。
「建築条件付き」これは、土地セットで建物をその会社で建てる事が条件となるという事です。
なぜ大阪市内など都心では建築条件付きになるのか?
それは、土地代が高すぎるので建物を安く低予算に押さえてお客様に販売するためという事が目的でしょう。
つまり、家の性能を下げる事によりコストダウンして、売りやすくしているんですね。
ほとんどの場合、不動産屋さんが下請けの工務店さんに安い値段で工事をしてもらっている場合が多いでしょう。
そうなると値段は抑えられお客様には売りやすくなりますからね。
中は見えないので当然素人のお客さんには分からないって事になります。
後で困るのはお客さんなんですが、売る側の目的が「販売すること」になっており、お客様の「家」に関して重点に置いていません。
ですので、住んでから住み心地が悪かったり光熱費が高くついたり、後で後悔してしまう可能性が大です。
それでも都会に住みたいでしょうか??
都会に住むという事は予算は郊外よりも大幅に上がり建物にかけられる予算が少なくなると思っていたほうが良いでしょう。
予算が十分にある方はそれでも良いかと思いますが、そうでない場合が多いと思います。
少し郊外に出るだけで単価は下がり庭だって取ることが出来ます。
そして郊外と言っても今は交通の便も良くなっています。
1時間以内で中心部に出ることが出来るのであればさほど不便ではないでしょう。
建物の質は高いまま、暮らしも豊かになるし、メンテナンス費用やランニングコストも抑えられます。
便利(効率)を優先することは大事ですが、家の質(住み心地や性能)を落としてまで場所を優先するのは良くないと考えています。
効率よりも効果を優先すべきだと思います。