無垢材は体に良い
「うちは自然素材の無垢材を使用した住宅なので体に良いです。」よく聞きそうな言葉ですよね。
この言葉が出たら「どこがどう良いんですか?」と聞いた方が良いでしょう。
なぜかと言えば無垢材でも様々で、人にとって害のある成分を出すものだってあるし、肌をただれさせるものだってあるからです。
逆に言うと良い物もあるけど、その木によって一つ一つの成分も違い、それを分かって使用しないと意味のない事にもなります。
ですので、「その木はどのような効果があるのでしょう??」具体的に聞いた方が良いですね。
そこで答えが返ってこない場合はそこで建てる事はお勧めしません。
ほとんどの場合、見た目やイメージの上での話が多いでしょうからね。
あまり知られていませんが木も化学物質を揮発します。
ただ、木や家具にはその規制がありません。
ですので、いってみればどれだけ害のある成分が揮発されていて、その木が内装材に使用されていても誰も分からないんですね。
日本で一般的に使用されている杉やヒノキですが殺菌作用などが強い木になります。
ですので、個人的には、家の土台やお風呂などの人が短時間過ごす場所や外の倉庫などに使用をおすすめします。
さて、
ではもみの木はどうなんだ?
という事ですが、もみの木は人が長く過ごす場所などに最適と言えます。
もみの木には消臭・空気浄化・調湿などなど人にも程よい成分が放出されます。
健康に暮らしたいなら、内装材に使用するには最適の木だと思っています。