デザイン重視の家
住んでいない家の想像をするのはなかなか難しい。
住みだしてもない中でのお客様の想像は、雑誌やインスタの画像などを見ての見た目の判断です。
ただ、その見た目の良い映える写真は実際に住んでみてどうか?
予想するのは難しいのではないでしょうか。
例えば、中庭のある家でしょう。
中庭のある家って「開放感あってかっこいい」ってことで雑誌でもよく見かけます。
ただ、中庭は住みだした時の熱の循環や断熱性を考えると効率の悪い家でしょう。
せっかく熱効率の良いもみの木の家を建てても、熱が循環しにくい家になってしまうともったいない。
写真としては映えますが、住み心地の事は考えられていないという事です。
そこを判断して住みだしても後悔しないように導いてあげるのも自分たちの仕事であります。
さて、ではどんな家が熱効率よいのか?って事ですが、容積が少なく角が少ない家です。
角が多くなってしまうと行き止まりが多い家になってしまい、空気や熱の流れが角に止まってしまいやすいです。
ですので、角は出来るだけ少なく容積は少ない方が空気や熱は循環しやすく、燃費の良い家になる事でしょう。
良い素材の効果を最大限に活かせた方が後の後悔も少ない家になるでしょう。