地震に強い家を建てるには偏心率が大事です
最近地震が多く沢山の人が耐震について不安を持っているかと思います。
という事で前回は制振構造について。
今回は偏心率についてです。
聞きなれない方も多いと思いますが、実はものすごく大事なことになります。
よく聞くのが耐震等級でしょう。
耐震等級とは1から3まであり、耐力壁の総長さで決まります。
つまり、バランスは考慮されていません。
これはどういうことかと言うと、南面に沢山窓を設けたいって事で全面窓にすると地震が来た時に窓だらけで耐力壁がない南に建物が倒壊するという事になります。
4本足のテーブルの足を1本切ったら足がない方向に倒れるという事と同じです。
ですので、耐震等級も大事ですが、偏心率(耐力壁のバランス)が大事です。
耐力壁のバランスを表すのが偏心率と言います。
基準法では0.3以内と決まっていますが「4号建物の家は建築士でチェックしてください」となっているんですね。
つまり、チェックはしなくていいという事ではなくて、建築士がチェックしなければならないです。
なのでこれは、住宅会社に確認しておかなければいけません。
「偏心率はいくらですか?」は聞いておいたほうがいいですね。
もみの木ハウスは毎回構造計算されていて基準をはるかに上回る0.2以内での設計となっています。
つまり耐力壁のバランスが悪い建物はないという事になります!
耐震についてのYouTubeをご覧ください♪→もみの木ハウス通信チャンネル
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