換気設備にこだわる家
換気設備にこだわる会社は増えています。
様々な種類もある上、値段も安くはありません。
そして機械なので壊れます。
その時に取り換える費用なども考える必要がありますね。
では、なぜこのような換気設備が必要なのか、皆さんは知っていますか?
家の中の内造材に使われている化学物質が原因で病気になったりした人が増え、24時間換気と言うものが義務付けられるようになりました。
家の中の壁紙(ビニールクロス)やカラーフロアーなどからは化学物質が揮発されています。
それらは温度が上がるとより揮発し、部屋の中にいる人がそれによりその空気を吸いこんでしまう。
よく夏場などに新築の家など使っていない家に入る瞬間ツーンとした鼻につく匂いを経験した事がある方も少なくないと思います。
あれが化学物質です。
怖いのが小さいお子様です。
子供は大人の10倍影響が出るという事が分かっています。
昨今家の気密性が上がり、家の隙間が少なくなっています。
だからこそ、より室内に使う内装材は大切です。
24時間換気では、2時間に一回部屋の空気が入れ替わるようにとなっています。
ただ、入れ替わる間もずっと化学物質は揮発しています。
隙間が少なくなった最近の家ではもろに影響を受けてしまうかもしれません。
根本的に内装材を変えない限り家の中の空気環境は変わらないでしょう。
最近では黄砂やPMなども増え、部屋の外も良い空気環境だとは言えません。
部屋に使われる内装材を変えない限り家の中の空気環境は良くならないでしょう。