板目と柾目で調湿効果が違う
木には大きく分けると二種類板の取り方があります。
それが板目と柾目です。
板目は、一般的に木の家でよく使われている板の取り方で、木の家の内装材のほとんどがこの板目でしょう。
タケノコのような模様の板で酒樽や風呂桶、主に水を貯蔵したりするような場所に使われます。
ですので、調湿(水を吸ったり吐いたり)はしにくいです。
次に柾目です。柾目はご飯のお櫃やすし桶など、湿度の調整などが必要な部分などによく使われており、ごはんがべちょべちょになりません。
ですので、水分を吸ったり吐いたりするには適した木の内装材だと言えるでしょう。
もみの木ハウスのもみの木は「柾目」になります。
室内の水分を調湿してくれるので部屋の中はいつも快適な湿度になってます。
そしてお母さんにも嬉しいのがこの柾目材の特徴です。
柾目材は洗濯室内干しにも向いている。
室内で洗濯を干すと一時的に部屋の湿度が上がります。
その湿度をもみの木が吸ってくれ、洗濯物が夜干せば翌朝には乾きます。
そして部屋の湿度が下がればその吸った水分を吐き出してくれるんですね。
住宅の内装材に気が使われている事は多いと思います。
板目か柾目で言えば柾目が良いと思います。
洗濯も良く乾くし室内の湿度はいつも快適ですからね(^^)/