木の節
木の床や天井などに模様がついている黒い目玉のような「節」子供たちが見ると目みたいで怖がったりします。
なぜか見られているようで落ち着かない。
なぜあの節はあるのか?
節は枝があった部分になります。
つまり、節ありの材は樹齢が短いものになります。
なぜ日本は節のついた木が多いのかと言うと戦後植林された木が多く、樹齢で言うと50年ぐらいになります。
なので材料にするときにまだ枝の部分が下の方に残ってしまう。
木の枝は成長するごとに上へ上へ伸びていきます。
ですので大きく育っていない状態で材料になるとあのような黒い目玉のような節が出るわけですね。
もみの木ハウスのもみの木は、樹齢で言うと江戸時代に芽を出した木になります。
柾目を取るには大きな木が必要なため、大木の下の方からしか材が取れないのでそれぐらいの大木が必要なんです。