建築条件付の家?
値段が安い家は世の中にたくさん存在すると思います。
よくあるのが立地が良いところに土地とセットで売っている建築条件付きのものです。
立地の良いところで販売すれば立地を優先する人には売れる。
そこで建物も一緒契約することを条件にするって事なんですね。
大阪市内に行けばこのような物件が多いです。
この場合注意した方が良いのが、家の性能があまり良くない可能性もある。という事でしょう。
一般的に土地の値段はそこまで相場とは変わりません。
でも手の届く価格で建物とセットで販売されているってことは、建物が恐ろしい価格になっているかもしれません。
つまり、それを発注された業者はものすごく安い値段で工事をしている場合が多い。
当然やりくりが苦しい業者はどこかで調整しないとやっていけません。
材料や設備もB品のものが多くなっているかもしれません。
そうなると分かるのはおそらくお客さんが住んでからでしょう。
そうなった時はもうすでに遅いです。
生活しだしてランニングコストが沢山かかるうえ、修繕費用もたくさんかかってしまう事になりかねません。
一番怖いのが災害でしょう。
災害が起こった時に耐えられる構造になっているか?
そこもしっかりと計算してくれていないと倒壊してしまったら大変で、住む場所すら失ってしまいます。
なので、立地や値段に目がくらむ前にしっかりと考えて、聞いておくことをおすすめします。
地震などの等級として耐震等級と言うものが良く聞かれますが、問題なのは偏心率です。
耐力壁のバランスが悪ければ等級がとれていても倒壊する可能性は高くなる。
なので、「偏心率はいくつですか?」ここはポイントになるので聞いてみるべきでしょう。
そこで返事が返ってこない場合や、等級がとれてるから大丈夫ですよ。といったような返答があった場合やめた方が良いですね。