木の模様で変わるもの
木の模様で変わるもの。
木には柾目と板目と言った取り方があり、どちらかによっては調湿するかしないかなども変わります。
一般的に多くみられるのは板目といった木の取り方です。
板目は、タケノコのような模様をしていて水を通しにくい材になっています。
なので調湿はしません。
水を通したくない部分に使うのであればいいと思います。
一方で柾目はまっすぐと木の目が平行に細かく入ったもので、水を吸ったり吐いたりします。
ですので、室内の内装材に使うには柾目の方が良いでしょう。
よく、「木の家は調湿します」などと言われますが、板目の場合はあまり期待できないと思ったほうがいいでしょう。
ただ、柾目の場合であっても乾燥方法が機械乾燥の場合、高熱で乾燥させるため木の中の細胞は死んでしまっています。
ですので柾目だからって調湿するとはかぎりません。
ですので木の家を検討されるのであればこれは聞いておいた方がいいでしょう。
「柾目の自然乾燥ですか?」ってです。
さて、もみの木ハウスのもみの木ですが、柾目の自然乾燥です。
「フォレストバンク製」のもみの木ですから、調湿や抗菌消臭もそのまま残ります。
内装材に使うには最適だと思います。