リフォームではできないこと。
リフォームではできないこと。
中古物件は当然ですが、最初の値段が安くなります。築年数が古い物件になるにつれて安くなるので、中には建物がついて土地代だけで売られていたりもします。
価格の安さには理由があります。それだけ建物の価値がなくなっているという事なんですね。
建っている建物を解体する費用が数百万かかる場合もある。
建物の価値がないに等しい物件の場合は,更地の方が値段は高くなります。
つまりそのまま住める家ではない。ということになります。
そうなるとつぶして建て替えるか、リフォームするのか?建て替える場合は解体しないといけませんので、数百万かかったりします。
解体費用だけで済めばいいですが地盤が弱いなんてこともありますから。そうなるとまたお金が数百万かかるということになります。
不動産屋さんに行くと、こういう物件が山ほどあります。平気で「建物もついてますよ。安いでしょ?」と言ってきますので
注意しましょう。
この物件を購入して仮に住むとします。「安く住めてよかったなー」住みだして数か月すると「あれ電気代めちゃくちゃ高くない?」
「夏は暑くて、冬は寒い」みたいなことになります。こうなるとエアコンをガンガン回すことになりますので、光熱費が高くなる。 そうすると毎月の支払額は新築を購入するのと変わらなくなります。仕方なくエアコンなしで我慢するのかリフォームするということになります。ここでまたお金が必要になります。
こういう風に住みだしてから定期的に修繕が必要になってきたりするんですね。
リフォームではできないこともあります。元々住まわれた人に合わせて設計されていますので、その間取りに合わせた骨組みになっていますから、大きな間取り変更は耐震の事を考えるとに難しい。ということになります。
そうなると家族が幸せに暮らすことは難しいという事になります。前の住人に合わせた生活スタイルを送ることになるわけです。
そもそもその家を建てた会社は責任も取ってくれませんのでそこが一番怖いところではあります。どんな家づくりをしていたのかが分からないわけです。
中古物件の場合、最初安くても後々価格が新築の価格より上回るという事なんですね。