家は何のために?
家を探し出し、家づくりが始まると多くのお客様がイメージで考えるという事がほとんどだと思います。
なので自分がイメージしたものをその担当者に伝えて形にしてもらうというのが満足と思っている事が多い。
でも、もし住みだした時に住み心地なんかが悪かったらその担当者に言うでしょう。
「なんで言ってくれなかったんですか?」
そして納得のいかない生活はずっと続くことになります。
でも誰も責任はとってくれません。
「それはお客様が判断したことでしょう?」
こう言われる可能性が高いですね。
素人の人がイメージすることで出来た家は、多くの場合がCMで見たり住宅本で見たデザインや想像でに影響されている場合が多い。
でも、そのCMや住宅雑誌なんかに掲載されている多くの情報は、どうやったらお客様を引き付けることができるのか??
それが基準になっています。
なので、実際に住んだ人がCMを作っているのなら実用性は高いのかもしれませんが、集客が目標で作られたCMはどれだけお客さんを信用させて色々な人にウケルか?
になっていることが多いように感じます。
ですので、イメージさせて出来るだけ多くの人を囲おうというのが作戦でそれに影響されるのが多くの普通の人って事なんですね。
お客様がお金をどう使おうがいい事なんですが、住みだしてから修復するのは大変です。
なので、イメージするのも良いですがもっと奥深くを見ないと後悔してしまいます。
家は何のために建てるのか?
それを考えた時に本当に必要なもの。
それを考えた時に何が思い浮かぶでしょうか?
それをよく考えて家づくりをされることをおすすめいたします。