断熱性能等級
断熱性能等級というものがあります。
外皮平均熱還流率と冷房機の平均日射熱取得率をベースにした「断熱性能」の等級になります。
もみの木ハウスの場合この数値の事はあまり言いません。
なぜか?
それは使う内装材によって数字に関係なく快適度が変わるからになります。
一般的な住宅で使われている床は合板の上にシート張りされたフローリングが多くなっています。
いくら断熱等級が良かったとしても普通のフローリングを使用すると熱伝導率が高くなります。
熱伝導率とは、熱の伝わるスピードになります。
熱が伝わるのが早いので、素足で床に着地した際に「ヒヤッ」と冷たく感じます。
つまり体温が床に急激に奪われているという事になります。
なので、どれだけ断熱性能が良かったとしても快適に過ごせるとは言えません。
窓や外壁や屋根でも変わりますから、あまり数字は意味ないと考えます。
なのでそんなに難しく考えなくてもいいんです。
体感してみて居心地がいいのか?
それが全てだと言えますからね。