高気密高断熱だからこそ気をつけて!
高気密高断熱の家が当たり前の時代になりました。
各住宅会社で数値を競い合い、高気密高断熱を売りにしているのが今の住宅会社の特徴です。
ただ、高気密高断熱の家で注意しなければいけない事があります。
それは、内装材になります。
家の隙間が少なくなった今の住宅では、中の空気が入れ替わりにくく、使う内装材に気をつけないと大変な事になってしまう。
よく日本で使われている内装材が、ビニールクロスやカラーフロアーなどです。
これらの内装材は化学物質が揮発します。
その揮発した成分が、一度体内に入ってしまうと、蓄積されていくと言われています。
一度揮発したらなくなるものではなく、10年ぐらいはずっと揮発し続ける事になります。
換気をすれば大丈夫って言う人もいますが、日本の法律で定められた換気量は2時間に一回部屋の空気を入れ替えると言う事。
つまり、その換気されるまでの間もずっと化学物質は揮発し続ける。
という事は、その間はその化学物質を体内に取り入れている事になります。
大人もそうですが、もっと問題なのは体が小さいお子さんへのダメージは大きいでしょう。
それを知っていて内装材に使おうとは思いません。
ただ、ほとんどの住宅会社では採用されている事が多い。
なぜか??
それは、値段と施工性が良い。などが理由だと思います。
そのお客様の事ではなく、その会社の事情で採用しているわけですね!!
恐ろしいですが、多くの場合こうなっています。
なので、その内装材は何で使われているのか??
それは必ず聞くべきです。
理由がないか、施工性か値段または、クレームになりにくいって事がほとんどだと思います。
その場合、そのあたりの事を考えてはくれない会社だと思ったほうが良いですね!
住み出してから気がついてもどうしようもありません。
気をつけて下さい!!
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