住宅セミナーに参加する意味
家づくりをする際に皆さんセミナーなどに参加されることが多いと思います。
数多くある「セミナーに参加して家の事を勉強しましょう」ってことで参加される場合がほとんどだと思います。
ほとんどの住宅セミナーでは色々な内容になっていますが、ほとんどが家づくりを失敗しないために勉強しましょう。といったような内容になっていることが多いわけです。
でも、そもそも失敗しないために誘導してあげるのは工務店やハウスメーカー側の話なわけで、お客様が勉強することではないんじゃないか?と個人的には思いますね。
もちろん勉強にはなるでしょうけど、その時点でその住宅会社を信用できるのかどうか??
そこから考えたほうが早くないのかな?と思います。
考えてその会社の「家」に共感が持てて、そこに住んでみたい。そう思ったなら勉強しなくても任せればいいわけですからね。
さて、自分たちも定期的にセミナーをさせていただいています。
もちろん勉強してもらうって言えばそうなのかもしれませんが、少し違った意味になると自分の中では考えています。
自分たちが建てているのは「もみの木の家」のみになります。
もちろんその他の家は建てませんから、まずは、もみの木について知っていただく。
もみの木が内装材になるまで様々な工程があります。
普通の木と比べても加工がしにくかったり、乾燥も機械ではなく自然乾燥ですからものすごい手間暇かかった内装材になります。
それも含めて知っていただいたうえで家を建ててほしいからになります。
知ったうえでその物に対する価値というのは人によって変わってしまうから、知らないで見た目だけで判断するような「木」ではないと思うからになります。
なので、どう育ってどうやって内装材になっているのか?や効果や効能などなど知っていただかないと判断しようがない。
なので、ただ家を建ててもらうためにセミナーを受けていただくのではなく、しっかりと理解したうえでもみの木の家を建ててもらいたいんです。
もみの木の家は住みだした後も色々な発見があり、非常に奥深い木だと思っています。
普通の会社では、根本を知っていただかないで、値段や見た目で判断させて、建ててもらう事をするのかもしれません。
でも根本を理解したうえで建てる方が、その家に対しての価値観は絶対上がるし、住みだしてからの満足度も必ず上がってくるかと思います。
それも考えたうえでセミナーには参加していただいています。
もみの木は本当に奥深い。知れば知るほど本当に付加価値の高い木だと思います。
なので、一回や二回話を聞いたぐらいでは理解することは不可能だと思います。
なので足を運んでいただいたうえでお分かりいただくこと。それはものすごく大事な事だと思っています。
お客様も真剣ですが自分たちも真剣です。
どこにどのようにお金を使うのかは、お客様の自由ではあります。
でもどうせならば付加価値の高いものに使ったほうが絶対に良い。
そのためにはしっかりと理解していただかないと難しいと思いますね。