内装材を変えないと
今は高気密高断熱な住宅が当たり前になっている。
なので普通の住宅の場合、家の中の空気を入れ替えないと大変なことになるんですね。
ほとんどの住宅に使われている内装材は、ビニールクロスやカラーフロアーです。
どれだけ換気システムが優れていても、内装材にビニールクロスやカラーフロアーが使われていると空気がきれいとは言えません。
ビニールクロスやカラーフロアーに含まれる化学物質は絶えず揮発し続けます。
日本の24時間換気は、部屋の中の空気が入れ替わるのが2時間に一回程度です。
でもその間は、化学物質がずっと揮発していることになる。
そもそも、「換気システムで空気がきれいになります。」って聞いて疑問に思うのが、空気を入れ替えないとまずい空気環境なんだという事。
内装材に化学物質の入ったものを使うのはどうなのか??
一見換気で「健康な空気環境になります」って言っているんでしょうけど、じゃあなんで化学物質の入った内装材を使うのか?
そこから考えたほうがいいのではないか?
多分見た目や値段だけでの問題でしょう。
ビニールクロスなどは施工性に優れている。なので工事する側からすると施工もしやすい。
それに色々な柄があり、カラーフロアーもベニヤの表面にシートが貼ってあるので何種類のも柄を選ぶことが可能。
そうすることで、「沢山のお客さんを取り込みたい」それが本音かと思います。
なのでこのような会社は、流行りが変わればまた違うものを売っていると思います。
今現時点での経営的にはそれでいいんでしょうけど、「家」や「お客さん」のためではありません。
商売のためってことなんです。
そうなると困るのはお客さんになります。
まあ、見た目重視やコストだけで住み心地はどうでもいいって人はその奥まで理解するのは難しいわけですから、そういう会社に行くんでしょうが。
でも一番気になるのが「家」の住み心地や家族の幸せではなく「商売」が目標の会社に家を建ててもらってもいいのか?ってことですね。
その後ずっと住むわけです。その会社で建てたら建てた後の関係。その先はないと思ったほうがいいですね。