板目と柾目の違い
「家を建てるなら木の家が良い」
そう思われている方は、気を付けたほうが良い事があります。
それは、板目か柾目です。
よく住宅会社などが「木の家は調質します。」
と言っていますが、板目の場合はほぼ、調質はしません。
建てるんだったら柾目の方が良いと思います。
板目って言ってもどうやって見分けたらいいのか?
板目は、木の模様がタケノコのような模様になっているものです。
9割の「木の家」の会社がこの板目材を使用しています。
板目は、酒樽や風呂桶にに使われています。
つまり、水を通しにくい。なので湿気を吸ったり吐いたりしにくいわけです。
それを「木は調質します」なんて言いますから恐ろしい。
でもほとんどの人がイメージだけで建てていく。
だけど建てる前に会社に聞いておいたほうがいいと思います。
「この木は板目ですか?」ってですね。
後、板目は反りやすい木になります。
なので、塗装されていたりするんですね。
塗装されているとせっかくの木の肌触りが感じられない。
しかも表面がコーティングされている状態ですからカラーフロアーと変わりません。
変わると言ったら見た目が木ってとこでしょう。
でも住宅会社はクレームを避けるために塗装します。
そうなると誰のための家なのかどうか分かりません。
なので、「何のためにその木を使っているんですか?」それは必ず聞いた方が良い。
そこで、「見た目が美しいから」このような言葉が返ってきた場合、効能などのことは考えて使ってはいない会社だと思ったほうが良いですね。
板目は調質しなくて、柾目が調質するという話でした。