家は3回建てないと!
家づくりを考えて最初にやらなければならない事。
それは、資金計画になります。
資金的に無理がないように計画することが大事ですからね。
それで予算が決まれば建てられる家の大きさが決まります。
予算に応じて家の仕様や性能を変えることはしません。
それをすると後々住み心地は悪くなりますからね。
なので、もみの木ハウスの場合、細かい打ち合わせというものが存在しない。
床は「もみの木」で天井や壁はもみの木以外の内装材は、「オガファーザーか土佐和紙」になり、家の性能は「イノス」が基準になってきます。
さて、
一般的な住宅会社の流れはというと、まず最初にヒアリングというものがあるでしょう。
ここで「要望を沢山言ってください!」みたいなことになる。
そしてそれをもとにプランニングしていきます。
そして概算見積もりというざっくりとした金額が出る。
その後も「要望をどんどんお話しください!夢が広がりますね!」みたいなことを言ってきます。
すごいことに断熱材まで選べるところもあるそうです。
ただ、この時点でのお客様のテンションは一時的に上がるでしょう。
そして様々な要望を組み込んだ後、詳細見積もりというものが出てきます。
もうこの時には概算見積もりで出ていた金額とは考えられないほどの金額になっている。
そうなれば予算オーバーという事になってしまいます。
その後は地獄のような打ち合わせです。
叶うと思っていた要望を削っていく。
ものすごく過酷な作業が必要になってきますからね。汗
これほどお互い嫌な作業はありません。
そしてお客様からは不満が出る。「最初に言った金額と全然違うじゃない!」
こうなれば楽しかったはずのマイホーム計画が一気に嫌気がさしてくる。
満足度は下がって最終的に完成した時にはクタクタになる。
そして住みだした後、「家は3回建てないと満足しないわね。」
こうなった時ではもう遅いですからね。。