嘘の塊
住宅会社で要望を聞いてくれる会社は、気を付けましょう。
契約のために要望を聞く場合がほとんどですからね。
何でもお客さんが要望を出せば聞いてくれる。
そんなことすると後が大変なことになる。
お客様は当然建築のプロではないので、イメージでの判断がほとんどだからです。
お客さんは自分の中で考えて、それをイメージする。
大体が今現時点での生活の事より先っていうのは、考えきれない事が多い。
それなのに契約が欲しい営業マンは、「大丈夫ですよ。うちは自由設計ですから」なんて言ってきます。
「言うこと聞かないと契約してくれないじゃないか!」
が本音になるからですね。
つまり、そこで嘘をついていることになる。
嘘をつくとどうなるか??
良くもない事を「要望だから」ってことで平気で組み込んでいくわけです。
工事途中なんかでも収まらないところとかが出てくる。
でも一度お客さんに「出来ます!」とか言ったもんだから、後には引けなくなる。
そうすると無理くり現場で収めてしまえって事で完成してしまう。
そうなると住みだしてから、お客様は何かおかしいことに気が付く。
色々な問題が発生して最後には「なんで最初に行ってくれなかったんですか!こんな会社信用できないわ!」
とこうなります。
一度ついた嘘は後で修正することは難しいと言えます。
なので要望を何でも聞いてくれるって良い事と思う人がほとんどですが、真実なのかどうかは住んでみてからあばかれる。
その後に修正するなんて不可能です。
なのでろくな事ない。後々修正するのが面倒なので、最初から本当のことを言ってあげたほうがいいに決まっています。
それで建てないのならそもそも信頼関係が築けないってことですからね!
本当のことを言ってくれる人なら、要望も聞けるものと聞けないものが出てくるはず。
住宅会社は、お客さんが住みだしてからの事に先回りしてお客さんに正直に意見してあげることが重要だと思います。
機嫌取りしてるわけじゃありません。