色々なものが選べるってどうなの?
「お客様はどんな家がいいですか?要望をどんどんお聞かせください。」
こう聞かれたら注意しましょう。
その会社は「家」に対しての考えがないと思っていたほうがいいでしょうね。
なのでお客さんが望めばどんな家でも建てます。
「自然素材がいいですか?ローコストがいいですか?」
ってことで「値段」や「性能」までも選べる会社だということです。
それが外壁であったり、窓であったり仕様を一から選んでもらうわけですね。
そうするとどうなるか??
窓や外壁は大きさや種類によって熱が外に逃げやすくなったりする。
なので住みだしてから夏は暑いし冬は寒い家になる。
でも後で会社は責任を取ってはくれません。
「選んだのはお客様ですから責任はとれません。」みたいなことになるわけですね。
ではなんでその会社はそんなことをするのだと思いますか?
それは、色々なお客様を取り込むことで売上を上げる作戦ですね。(笑)
なので、お客さんがゴネると、言われた通りに性能や内装材を提案してきます。
売れればいいわけですからね。
だから色々と選べるという事になります。
なのでお客さんによっては、ローコストの家になったり自然素材だったりするわけです。
そんな会社で建てたらすごいことになります。
人工乾燥の板目の木を「木は呼吸します。」「壁は流行りのしっくいです」みたいなことを言ってくる。
なのに驚きなのが床は合板フローリング。
それを「体にいいですよ!」ってすすめてきます。
なんの効果もありません。それなのに価格だけはものすごく高い。
売る物がブレまくっている会社で建てた場合、建てる家もブレブレですから、住みだしてから幸せになることはできませんね。
それが分かるのは住みだした後ってことになります。
お客様自身の家に対して何が大事なのか??
「幸せに暮らすことが大事」ってことなのであればどんな家かは絞られてくると思いますね。
選ばせてくれるという事はお客さんが選ぶ物によっては住みにくい家にもなるという事ですね!