木の特性を知る
最近よく耳にする「無垢材をふんだんに使った」「自然素材」住宅についてです。
その木の特性を知る
無垢材にもいろいろ特性があり、木々にそれぞれ個性があります。その木にどんな特性があるのか、どこにどう使えば効果がある。などと知ってから使うのが大事。
その木の特性を知らずに、見た目(デザインがいいから)で判断して使うと後々、後悔することになります。
これをヒノキの特性に置き換えて考えてみます。
例)ヒノキの場合(いい特性ばかりではなかった)
ヒノキといえば、ヒノキ風呂・いい匂い・などといったイメージするかたが多いと思います。
ヒノキ風呂に入ると、気持ちが落ち着く・癒されるなどと感じたことはありませんか?
実はヒノキから出る成分は揮発性油分でという「化学物質」で、人間の脳に入って血液のコレステロールに溶け込んでしまい、やがて脳幹を通り、脳の中立神経を刺激しているんです。
これが、お風呂に入る短い時間だから、中立神経が麻痺し、力が抜けて気持ち良く感じているんです。
これを内装材に使って、一日中その空気環境で暮らしたいでしょうか?(笑)
恐ろしいですね。
もみの木の特性
森林浴しているような空気環境
もみの木は、フィトンチッドの香り成分、デルペンによって空気を浄化します。半永久的に放出されるため、森林浴と同じ作用で、いつでも深呼吸できる室内になります。
毎月第三日曜日に開催しているイベントで、もみの木についてや、家づくりの相談会を開催しています。詳しくはこちらをご覧ください。