後悔しない間取りのつくり方
家を建てる時に間取りを考えることになるのですが、「ここはこうしとけばよかった・・。」みたいなことがよくあると聞きます。
一生に一度の大事な買い物ですから、後悔ない間取りにしたいところですよね・・。
ではなぜこのように後悔する間取りが出来上がってしまうのか?その原因について今日はお話ししていこうと思います。
結論から言いますと、
「プロにお任せしていないから。」になります。
家づくりが始まり間取り作りは大体住宅会社が初回にヒアリングしお客さんに提案する。
そこで、「たたき台ですのでどんどん要望を言ってください」みたいなことを言われそこから好き放題いじりまくる。
お客さんはSNSやインターネットなどを見てはどんどん要望を詰め込んでいき自分自身でも何が良いのか最終的には分からなくなってしまう・・。なんてことはよくあります。
もちろんいいところはどんどん取り入れたらいいとは思うのですが、
正直お客様が要望を出すことは、結構な割合で詳細部まで考えられていないことが多いことも現実です。
具体的に言うと大きさの感覚などがずれてたり、明かに使いにくい配置で部屋が並べられていたりといったことです。
お客様は勿論普段から家の設計などをしていません。
なので大きさの感覚などが相当ずれている場合が多く間取りに関してや部屋の大きさなど判断がつかないんです。
例えば、「お弁当箱に入りきらないほどの大きなおかずを無理やり詰め込もうとするようなもの」で、
お弁当箱(家の間取り)には限られたスペースがあるのに、大きすぎる唐揚げやハンバーグ(例えば大きな部屋に入らないベッド)を入れようとすると、フタが閉まらなかったり他のおかずが潰れてしまったりしますよね。
家づくりも同じで、普段寸法感覚に触れていない方が、希望をすべて詰め込もうとすると、実際の暮らしではとても使いにくい間取りになってしまうことがあります。
一生に一度の家だからこそ「あれもこれも」と思う気持ちはとてもよく分かります。
でも、現実とのバランスを考えないと、結果的に満足度が下がってしまう可能性もあるんです。
そうならないためにはどうすれば良いか?
それは、だいたいのことはお任せすることがいいです。
勿論「ここはゆずれない。」みたいなところは最初に伝えたらいいと思うんですが、プロの感覚や判断に任せること。
それが後悔しない間取りの最大の近道になると思います。
住んでからしか分からないこともすごく多いので、後悔しないためにもプロの言うことを信じて聞くことこそ、良い家づくりの第一歩となります。
間取りというのは手を加えれば良くなるというわけではなく、その土地の形状や方角、駐車場からのアプローチなど、様々な詳細部まで考えて配置していく必要があります。
良い家になるようにそこはせっかくお金を払っているのですから、プロの判断にゆだねてみてはいかがでしょう。
7月12日~20日まで見学会をします→堺市東区野尻町にて二階建てもみの木の家