壁紙のはがれ
壁紙が剥がれる。これは湿気からきていると思われます。
普通の住宅に多く使われている壁紙の多くにビニールクロスが使われています。
このビニールクロスですが当然ですが調湿はしません。
呼吸をしない壁になります。
ですので湿気などが回ると厄介なことになります。
表面がはがれだした。そうなった場合、壁の中は湿気でカビが生えている可能性が高い。汗
湿気が壁の中で納まりきらず表面に出てきているということです。
当初貼りたての時は表面にカビなどは見られないでしょう。
ですがそれはビニールクロスに防カビ材が入っているため表面には出てきていない。
というだけなんですね。汗
その防カビ材ですが化学物質で揮発成分ですので10年程で揮発してなくなります。
そうすると次はカビに悩まされることになる。
壁紙がはがれだした。こうなるのも防カビ材が切れて壁の中は悲鳴を上げているサインなんですね。
なのでメーカーなどは10年ぐらいで張り替えてください。と言うわけですね。
表面は張り替えて新しくなるけれども、壁の中の湿気は行き場を失います。
そうなると柱や梁までダメージを受けてしまいますね。
見た目だけ綺麗になったとしても家の強度は落ちますね。
そうなると家の価値は落ちますのでもったいない。
壁紙が剥がれだす。そうなった場合は注意が必要ですね。
つづく