木の効能を最大限に引き出すための乾燥方法の重要性
木の乾燥方法の違いでその木の効能を最大限に活かせるかどうかが変わってしまう?
木の乾燥方法が何かによって、その効能などを活かせるかどうかが変わってきます。
ですので、乾燥方法は確かめておくことが重要です。
では、どのような乾燥方法があり、その方法の違いで、何が起きるのか?
書いていこうと思います。
住宅、特に木の家を考えている方には、少々衝撃を受ける事になるかもしれませんが、
良ければ参考までに読んでいただければと思います。
木は、多くの水分を含み、7割から8割が水で出来ています。
その水分を乾かしてから内装材にする必要があり、決められた数値まで乾かす必要があります。
その乾かす過程で、せっかく木が持っている成分の多くが失われてしまうことがあるのです。
では、一体どのような効能などがあるか??
持つ成分とそれらの効能について
もみの木が持つ成分には、このような効能が期待できます。
リラックス効果・消臭・抗菌・空気浄化などなど、
人にとってうれしい効能が沢山です。
これらが乾燥方法の違いで、失われてしまう可能性があります。
木の内装材における乾燥方法と成分の損失
先程もお伝えしてきましたが、木は乾燥させてから内装材にする必要があり、その乾燥方法によってその成分が失われる可能性が大です。
一般的に多い、木の乾燥方法。機械乾燥と言う方法
その乾燥方法とは、一般的には機械乾燥と言われる乾燥方法が主流です。
この乾燥方法は、寸法が安定するメリットがあり、構造材などには適した乾燥方法だと個人的には思っています。
ただ、
デメリットもあります。機械の箱に入れ強制的に水分を抜くため、熱と同時に木の成分も抜けてしまうという事。
生野菜だと栄養分は失われないが、加熱してしまうと栄養分が抜けてしまう野菜もあるのと同じです。
これからの季節多く食べられる夏野菜などは、カリウムが多く含まれ、むくみなどに効果があると言われています。
ただ、加熱に弱く成分は失われやすいです。
木も同じように成分を持っており、機械で高温に加熱してしまうと、その持つ成分(空気浄化・消臭・抗菌など・)まで抜けてしまうんですね!
もみの木ハウスのもみの木の乾燥方法・自然乾燥
もみの木ハウスのもみの木の乾燥方法は、これらの成分を残す乾燥方法がなされています。それが、「フォレストバンクブランド」のもみの木になります。
先程の機械乾燥とは違い、自然に天日干しする方法です。
この方法は、木の中に持つ成分は残ったまま内装材になるので、実際に木の効能を最大限引き出せることになります。
木の乾燥方法と目的:住む人と生産者の視点からで変わる事
野菜もその人によって食べる目的があり、製造方法によってはその目的が果たせない事もあります。
その使用する目的が、
「健康」のためなのか?または、美味しい料理を作る「味」のためなのか?
または「生産効率」のためなのか?
そこを考えてみると住む人にとっては、木は自然乾燥が良いと思います。
生産者側からの視点で考えると機械乾燥の方が効率は上がりますが、それでは住み心地は良くなりません。
「木は体に良い」イメージだけが独り歩きしている部分がありますが、木の種類によっても成分は違いますし、その製造過程、特に今日お話しさせていただいた乾燥方法については、すごく大事な部分になります。
「その木の乾燥方法は何でしょうか?」これは住宅会社の方に聞いておきましょう。
フォレストバンク製のもみの木を体感してみませんか?
この時期、特に湿気が多く室内の快適さの違いは分かりやすいです。もみの木ハウスの室内はこの時期でもサラッと快適な室内です。まずは体感です。体感はこちらから!
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